地域企業の持続的成長

お客さまの抱える課題に真摯に向き合い、経営戦略に深く関与する付加価値の高いソリューションをグループ一体となって提供することで、地域企業の持続的な成長に貢献していきます。

グループ機能・提携機能等を活用したソリューション提供

グループ機能の活用や外部事業者等との連携を深め、事業、財務、資本戦略といった経営戦略に深く関与する戦略ソリューションの提供を強化し、多様化・高度化するニーズへ応えることでお客さまにとっての第一のパートナーとして選ばれる存在をめざします。

前中期経営計画の成果と課題認識

前中期経営計画では、戦略ソリューション提供を強化したことにより、高採算アセットであるストラクチャードファイナンス(SF)を中心に貸出残高、法人部門収益を拡大しました。一方、中小企業向け融資については、ホームマーケットの成長性も踏まえさらなる拡大余地があると認識しています。

ソリューションビジネスにおける強みの源泉

当社グループのソリューションビジネスの強みは、強固な顧客基盤、高度なソリューション提供ノウハウ、そして健全な資本に裏打ちされたリスクテイク力にあります。 当社グループは、中小規模のお客さまから上場企業など規模の大きなお客さまが集積する神奈川県・東京都において、長年培った顧客基盤を活かし、戦略的なソリューションを提供できる機会を有しています。 2019年には、本部直接営業部隊であるソリューション営業部を設置し、高度なソリューションノウハウを蓄積してきました。このノウハウを営業店へ広げ、浸透させたことで、より多くのお客さまのニーズ発掘、課題解決へつながっています。また、ファンドとの関係強化を通じて資本戦略ソリューションの提案力も高まり、市場での存在感が着実に向上しています。 加えて、十分な資本と地銀ネットワークを活用したディストリビューション能力を背景に、数百億円規模の融資にも対応可能であり、ミドル・スモールキャップのみならず、あらゆるステージのお客さまの課題解決に向き合うことのできる特徴あるポジションを確立しています。 こうした強みに加えて、東京証券取引所からの「資本コストや株価を意識した経営」への要請や中小企業の事業承継ニーズの高まりを背景に、M&Aファイナンスの一種であるLBOローンが力強く伸長しています。今後もお客さまの経営戦略に資する高度な戦略ソリューション提供を通じて、付加価値の高いビジネスの拡大に取り組んでいきます。

海外拠点活用によるソリューションビジネス強化

当社グループでは、国内外におけるお客さまのビジネス展開を総合的にサポートしています。 海外ビジネスにおいても、成長地域であるアジアを中心とした幅広い海外ネットワークと高い専門性、さらに国内ネットワークとの連携を活かし、グローバル展開をめざすお客さまにきめ細やかなサービスを提供し、お客さまの海外進出・取引拡大を後押ししています。
具体的には、現地情報の提供や現地法人設立の支援、取引開拓、ファイナンス、為替リスクヘッジなど、きめ細やかなサポートを実現しています。また、海外ビジネスの各ステージ(進出初期・本格稼働期・海外事業再編期)に応じて、現地調査、商談会、セミナー、クロスボーダーローンなど最適なソリューションを提供しているほか、送金、外貨預金、信用状取引、為替予約、デリバティブ商品など、外為関連サービスにも力を入れており、お客さまの多様なニーズに対応しています。 近年ではコーポレートローンやストラクチャードファイナンスなど非日系ビジネスも拡大しており、多様なニーズに対応する専門性の高いソリューションを展開しています。 今後は、お客さまの海外展開を入り口からサポートし、ファイナンス・外為・ソリューションを組み合わせ、お客さまの海外事業を総合的に支援する取り組みを推進していきます。

取組施策

① お客さま現地法人向け貸出の増強

  • 海外支店ローン
  • クロスボーダーローン
  • スタンドバイクレジット

② ソリューションビジネスのボーダーレス展開

  • 進出支援
  • M&A
  • 販路拡大 等

③ 海外運用案件への取組強化

  • ポートフォリオの分散(国・業種)
  • ソーシング力強化(海外拠点活用)
  • 取組対象領域拡大(非日系高クレジット領域)

東日本銀行の取り組み(中小企業のトータルパートナーに向けた戦略)

「中小企業のトータルパートナー」をめざし、心のかよった「フェイス・トゥ・フェイス」の対応によって、お客さまのライフサイクルに応じた最適なソリューションを提供していきます。
また、店舗効率化や本部への業務集約を進め、経営資源を都区部に集約することによって、都区部の地方銀行として圧倒的な効率性を実現する営業体制を実現していきます。

企業のライフステージごとの支援強化

事業性評価を通じてお客さまのニーズや課題をよく理解するとともに、ライフステージに応じた課題に対するソリューションメニューを充実させ、お客さまの持続的な企業価値向上に貢献していきます。

効率的な営業体制の構築

都区部の営業人員を増員するとともに、営業店の事務を本部に集中することによって、都区部における効率的な営業体制を構築していきます。

神奈川銀行の取り組み

経営統合による期待効果

神奈川銀行におけるソリューションビジネスの強化

お客さまのさらなる課題解決に向けて横浜銀行の知見・ノウハウを共有、グループ機能を提供

神奈川銀行は、横浜銀行が有するサステナブルファイナンスをはじめとしたお客さまの課題解決に資する知見・ノウハウの共有を受けるとともに、グループ機能を最大限活用することで、多様化するお客さまニーズに対応したソリューションビジネスの強化を進めていきます。

施策例

両行間での人財交流の促進

階層別・職務別研修の共同開催

地域金融機関としての取引基盤の拡大

県内のお客さまへのサービス提供機会を拡大
それぞれが強みとする取引先セグメントへ効率的な営業活動を実践

横浜銀行は相対的に規模の大きい企業への経営戦略に深く関与する付加価値の高いソリューション提供に、神奈川銀行は中小企業への本業支援や創業支援・第二創業支援といったコンサルティングにそれぞれ強みを有しています。競合関係が少なく相互補完関係にある両行が同一グループとなることで神奈川県内における顧客基盤が拡大することに加えて、両行それぞれが強みとする領域における対面営業の強化、神奈川銀行による横浜銀行のデジタルチャネル機能の活用を通じた顧客接点の拡充を進めていきます。

施策例

法人・個人のお客さま向けセミナーの共同開催

横浜銀行関連会社との連携によるソリューション営業の深化

経営効率の向上を通じた経営基盤の強化

DXを通じて業務効率化をはかり、人的リソースを創出

資本や人財、デジタルツール等の経営資源の集約、機能の有効活用によるコスト削減等をはかることにより経営効率を向上させ、グループ総体で経営基盤を一層強化していきます。

施策例

「保証協会付融資Web申込サービス」を横浜銀行・東日本銀行とともに導入